ヘアカラートリートメントの歴史

泡タイプのヒット&セルフユーザー増加

1990年代に起きたヘアカラーブーム。売れっ子の女優やファッションモデルを起用したヘアカラー戦略が流行の最先端となって、女性も男性もこぞって髪を染めました。

年間出荷高800億円の売り上げが一挙に1200億円まで跳ね上がり、1977年からの約初年の問、市場規模は200億円から1000億円と5倍にも拡大しています。街中でヘアカラーをしていない人を探すほうが難しく、黒髪のほうが珍しい時代です。

白髪染めだけではなく、ヘアカラーはファッションとして日本社会にごく当たり前に溶け込んでいます。2012年度版「頭髪化粧品の市場分析調査」(調査H総合企画センター大阪)によれば、ヘアケア市場の規模は2009年度比1・6%増の4366億円。

ヘアケア、ヘアメイク、ヘアカラー、育毛商品のすべての分野において前年度の実績を上回っています。ヘアカラー分野は、0・6%増の794億円。白髪用のセルフユーザーの増加や使用率がアップしたことで堅調な推移をたどり、また、泡タイプ商品のヒットも貢献していると分析しています。

ヘアケア全体の市場では、2010年度の企業別シェアは花王(構成比日・1%)、資生堂(同日・5%)、P&G(同叩・4%)、ユニリ1バ・ジャパン(岡山・3%)、ホーユー(同6・4%)、マンダム(同4・3%)、クラシエホ1ムプロダクツ(同4・1%)、カネボウ化粧品(同3・5%)、大正製薬(同3・4%)と続き、ここ数年上位5社の順位に変動はありません。

具体的な商品として、ホーユーは、主力ブランド「ピゲン」のリピート率アップが功を奏し、シェアを保持2010年度は、クリームを中心に展開していた同ブランドに新たに泡の商品を投入するなど、ユーザー拡大に向けた展開で伸長する見通しです。

日位のシュワルツコフヘンケルは、新ブランド「サイオス」の市場への投入や黒髪用ブランド「フレッシュライト」で泡剤型のヘアカラーを投入するなど、最新の消費者ニーズに対応した強化を図ったことで、売上高を伸ばしています。

また、2012年度「頭髪化粧品の市場分析調査」によれば、「白髪用は泡タイプ商品がセルフカラー未経験者を獲得したことから好調に推移。一方の黒髪用はカラー頻度の減少やサロンへのスイッチを背景に減少推移となった」と分析しています。

「ステキな色だな」「ツヤツヤな髪をしている」「髪のボリュームがすごい」とうっとりしてしまうほど、カラlリングのCMに出演しているタレントの髪はうらやましいほどのH美髪u です。

現在、カラlリングのCMに出演したタレントといえば、花王「ブロlネ」の高島礼子と飯島直子、「リlゼ」の佐々木希。ホlユl「ビゲン」の榊原郁恵と木佐彩子、「シエロ」の藤原紀香、「ビュlティラボ」の南明奈。ダリヤ「サロンドプロ」の杉本彩、「パルテイ」の益若つばさ、「ビュ1ティーン」の舟山久美子。

P&G「ウエラトIン」の森口瑳子。シュワルツコフヘンケル「パオンディオlサ」の松田聖子と神田沙也加。DHC「Qm美容液カラlトリlトメント」の神保美喜などです。過去には、賀来千香子、稲森いずみ、森高千里、水島かおり、筒井真理子、村上里佳子、江角マキコ、長谷川京子、片瀬那奈、戸田恵梨香、神田うの、土屋アンナ、ベッキ1らも出演しています。CMタレントの髪はCM撮影用の特別なものであって、ヘアメイク(アーチスト)によってっくりこみがされた髪です。

ブロードライをはじめ、アイロンをかけて伸ばす熱処理によって一時的に髪の表面にツヤ感が出せます。そして、カlラで髪を巻いて、ふわっとボリューム感を出します。見た目は傷んだ感じもなくなり、ぱさっき感がなくなったかのようですが、髪に熱を与えているだけです。

白髪染めを使うと艶が出ない髪の理由

髪にツヤが出ない理由は、実にさまざま。ただし、誤解してほしくないのは、ツヤがない=ひどいダメージがある、というわけではないということ。芸能人やモデルの髪は、傷みがあってもツヤがあります。

健康な髪を追求していくと、ダメージを極力避けるため、へアカラーもパーマも施さない、ドライヤーもかけない、真っ黒な髪にたどりつきます。

ツヤ髪ですべてが変わるもちろん、真っ直ぐで真っ黒な黒髪も美しいのですが、色や質感から「重さ」が出てしまいます。

よって、実のところ黒髪、が似合う人はごく少数口不用意に手を出すと、それこそ沼からヌーっと上がってきたばかりのような「怖い」「暗い」「湿っぽい」印象になりがちです。目指していただきたいのは「髪のダメージを抑えながら、ツヤを出す」ということ。

ここで、ちょっと「ダメージへア」について、書いておきたいと思います。私はよく髪の構造を説明するとき、のり巻きを例にとります。髪の外側にあるキューティクルは、のり巻きの「のり」のようなもの。髪の毛の根元から毛先に向かって魚のうろこのように重なりあって、中身のうるおい成分を包み込み、流出を防いでいます。

この中身のうるおい成分が、のり巻きの「お米」にあたるもの。髪を構成する問種類のアミノ酸(たんぱく質)からできています。パーマやカラーなどの薬剤、ブローなどの熱によってキューティクルが損傷すると、中身、がポロポロこぼれ落ちてきます。

これがいわゆるJダメージへアの始まりです。ただし、最近では。ハーマやへアカラーに用いる薬剤が飛躍的な進化を遂げています。適切な処置をしてくれるサロンであれば、大きな、ダメージを受けることはありません。

むしろドライヤーの熱やブラッシングの摩擦のほうが、髪を傷めます。ツヤ成分が配合されたへアカラー、チリつく髪を真っ直ぐにして反射をよくするパーマ、キューティクルの方向を熱や風で一定に整えてツヤを出すドライヤー・アイロンなどは、ツヤ出しには必須です。

ドライヤーやアイロンによって抜け落ちた、髪の毛がもともともっているツヤ成分は、シャンプーやトリートメントによって、じゅうぶんに補うことができるので、きちんとお手入れすれば心配する必要はありません。

ツヤが出ない髪というのは、「健康だけれど野放しの黒髪」か「お手入れしてないダメージヘア」の2種類。つまるところ、ツヤが出ないのは、あなた自身に問題があるから。髪のせいではないのです。「髪質が悪いから」「傷みやすいから」という言い訳は、即刻やめるべきです。